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はんこデハンコにインタビュー

みなさま、こんにちは!実印.Netの樽見です。

今回は、「はんこdeハンコ」さまにインタビューをしてきました。はんこdeハンコは、「良い印鑑を、より安い価格でお客さまに提供する」をモットーに運営されている印鑑通販サイト。

はんこdeハンコは、価格が安いだけでなく、印鑑素材が高品質なのもポイント。安い価格で高品質な印鑑を作成したい方は、ぜひ最後までご覧ください

また、当インタビューでは、低品質な素材(特に黒水牛のグレードの注意点)で印鑑を作成することの危険性も伺いました。「とにかく安く作成したい」とお考えの方にも参考になる内容となっていますので、参考にしてみてくださいね。

それでは早速、インタビューにまいりましょう!



はんこdeハンコの強み

樽見まずは簡単に、御社の紹介をお願いします!
はんこdeハンコ.comと申します。取り扱っている商材は、ハンコやスタンプのみに留まらず、名刺などまで幅広く販売しております。はんこdeハンコさま
樽見ありがとうございます。さまざまな商品を展開されているはんこdeハンコさまですが、他の印鑑通販サイトと比較して「強み」はどういった点になりますか?
2点あります。1点目は、印鑑を彫る機械を「印章彫刻機」というのですが、このメーカーも兼ねているという点です。全国の印章店さまに、弊社の印章彫刻機を販売しております。

弊社のようにメーカーの側面を持ち合わせている印鑑通販サイトさまは、比較的少ないかなと思います。
はんこdeハンコさま
印章彫刻機と彫刻している様子
※左:印章彫刻機、右:彫刻している様子
樽見確かに、印章彫刻機の販売もされている印鑑通販サイトは少ないですよね。強みの2点目は何になりますか?
強みの2点目は、メーカーやネットでの小売だけでなく、同業の印章店向けに卸しや下請けも行っていること。そのネットワークによるノウハウの蓄積は他社には真似できない点だと思います。はんこdeハンコさま

個人・法人用印鑑の人気素材4選

樽見印鑑を販売するまでの全工程を自社内で完結できるのは、他社サイトでは少ないかもしれませんね。はんこdeハンコさまでは、さまざまな素材の印鑑を販売されていると思います。個人・法人用の印鑑で人気の素材は何になりますか?
そうですね……定番素材ですけど、「黒水牛」が1番人気ですね!個人さま法人さま共に、黒水牛が1番人気です。品質の良さと価格のお手頃さから、黒水牛を選ばれる方が多いようです

サイト内の素材ランキングでも黒水牛を1位にしておりまして、サイト全体としても、黒水牛推しで構成しております。
はんこdeハンコさま
黒水牛の印鑑
樽見黒水牛は、印鑑の定番素材ですもんね。
そうですね。それと最近では、「彩樺」も人気があります。印鑑の為に作られた印材なのですが、最近話題になるSDGsと関連して露出が増えていることもあり、人気が高まっています。はんこdeハンコさま
彩樺
※彩樺のカラー展開は4種類
樽見木材系の印鑑も人気が高まっているのですね。他にも人気な素材はありますか?
個人用印鑑の素材になるのですが、弊社オリジナルの商品の「Looky〜見えるハンコ〜」も人気があります。これは、アクリル印鑑の外側をコーティングすることによって、上から向きを確認しながら押印できるという印鑑になります。

押印するときに、ズレてしまうことって多いですよね?Lookyでは、印影をみながら押印できるので、そういったことが起こらないんです。弊社のオリジナル商品なのですが、こちらも人気があります。
はんこdeハンコさま
Looky〜見えるハンコ〜
※Looky〜見えるハンコ〜
あとは、チタンも人気がありますね。特に個人の実印では、チタンで作成される方が多いです。チタンは耐久性が高いので、重要な印鑑に使われることが多くなっています。

当店のIPチタンは従来のメッキではなく、アメリカの宇宙開発技術として発明された「イオンプレーティング」でコーティングされているため、傷や腐食から印鑑を守り、細かなキズも付きにくく美しい状態を維持することができます。
はんこdeハンコさま
チタン印鑑
樽見Looky〜見えるハンコ〜はとても便利ですね。押印するときは必ず向きを確認しますもんね。黒水牛や彩樺が特に人気ということでしたが、印材の質についての注意点はありますか?

印材の質についての注意点

素材の質は、全く異なります。例えば黒水牛ですと、どこの通販サイトさまも「芯持」という部分を使われていることが多いです。

ですが、芯持といっても、通販サイトさまによっては「密度」や「芯が中心に通っていない」「そもそも芯がない」など、さまざま。黒水牛は乾燥が弱点なんですが、品質のよくないものは印面が変形します。

「購入して1週間後に印面が変形してしまった」というケースもあるんです。たまにとんでもなく安い価格で販売しているサイトさまがありますが、そういったサイトさまで購入するのは気をつけた方がいいかもしれません
はんこdeハンコさま
樽見なるほど、そういう違いがあるんですね。
黒水牛にはいくつか品質にランクがあり、表現はサイトさまによって異なりますが「特上芯」といったりします。そういったものは、密度も高く芯も硬くなるので、印面が歪んで変形する恐れはほぼなくなります。

芯持の中でも、並芯と特上芯ではやはり品質が違うので、その違いが値段にもきちんと反映されているサイトさまの方が安心かなという感じはしますね。
はんこdeハンコさま
黒水牛の「並芯」「上芯」「特上芯」
樽見なるほど。品質の違いをネット上の画像で判別するのは難しいので、やはり購入するサイト選びは大事ですね。品質の違いは、やはり耐久性にも影響してくるんでしょうか?
そうですね、耐久性に影響してきます。印鑑は朱肉に押して使いますよね。朱肉には、油が含まれているんです。長年使っているうちに、朱肉の油が印鑑に侵食してくるんです。

いくら朱肉をきれいに拭き取っても、朱肉の油は侵食してきてしまうんですね。ですので、品質の悪い印鑑を使用していると印面の枠が欠けてしまったりします
はんこdeハンコさま

はんこdeハンコの一押し商品は?

樽見やはり品質は大事ですね。せっかく購入しても、すぐ欠けてしまったら意味ないですからね。先ほどはんこdeハンコさまの人気の素材を伺いましたが、一押しの商品は何かありますか?
最近ですと、2021年7月9日にリリースした「ミュシャ印鑑ケース」というオリジナル商品が一押しです。アルフォンス・マリア・ミュシャという19世紀後半に活躍したデザイナーがいるのですが、そのミュシャの財団との公式コラボ商品になります。

このミュシャ印鑑ケースと、人気素材である黒水牛などとのオリジナルセット商品が一押しですね。このミュシャ印鑑ケースに留まらず、オリジナルのデザインを使ったハンコの販売に力を入れています。
はんこdeハンコさま
ミュシャ印鑑ケース
※ケース単体で2,500円(税込)、黒水牛(12.0mm)とのセットで4,900円(税込)






はんこdeハンコはなぜ安い?評判や口コミも紹介

樽見こんな豪華なオリジナル商品も、はんこdeハンコさまは非常にお求めやすい価格ですよね。なぜここまで安い価格で販売できるんでしょうか?
こちらは主に2点あります。1点目は、冒頭で申し上げた通りメーカーでもあるという点。実店舗にせよ通販サイトにせよ、印鑑を販売するにあたって印章彫刻機は必須ですよね。

売上規模が大きくなればなるほど、印章彫刻機は何台も必要になってくる。そういった設備投資にかけるコストが、メーカーでもある弊社の場合は少なく済みます。よって、販売価格も安くできるわけです。この点は大きいですね。
はんこdeハンコさま
樽見なるほど。低価格で販売できる2点目の理由は何でしょうか?
2点目の理由は、オペレーションコストを削減できているためです。社内のオペレーションに独自のシステムを組んでおり、受注から発送までのオペレーションを最適化できているため、余計なコストがかかっていません。

こちらも、低価格で販売できている理由になりますね。
はんこdeハンコさま
樽見メーカーである点とオペレーションコストの削減が大きいのですね。他に、はんこdeハンコさまが他の印鑑通販サイトと異なる点ってありますか?
手前味噌にはなりますが、カスタマーサポート、スタッフのクオリティはかなり高いと自負しています。この点は、どこのショップさまにも負けないかなと。

例えばよくある例ですと、メールアドレスが間違っていてこちらからのメールが届いていないとき。こちらではエラーリストが出ているので、すぐにショートメールをお送りして「ご注文いただきましたけど、お間違いないでしょうか?」と確認する。

こういったタイムリーな連絡を心がけていますね。印鑑って頻繁に買うものではないので、お客さまが心配にならないようにタイムリーな連絡をするようにしています
はんこdeハンコさま
樽見お客さまからの評判や口コミも、カスタマーサポートに関するお声が多いんでしょうか?
そうですね。「丁寧」とか「非常に親切だった」という口コミを多くいただきます。ありきたりな言葉かもしれませんが、こちらが意識していることをそのまま口コミとして評価いただけているのはうれしいですね。はんこdeハンコさま
はんこdeハンコの口コミ・評判の一部
※はんこdeハンコの「評判・口コミ」の一部

通販サイトで印鑑を購入する際の2つの注意点

樽見最近はネットで商品を購入する機会が増えていると思います。通販サイトで印鑑を購入する際の注意点って何かありますか?
2点あります。1点目は、スケジュールに余裕を持って購入するということ。印鑑を作成する際には、素材や書体など決めることがいくつかありますよね。

Webサイトに素材や書体の説明は記載してますが、読んだだけではよくわからない場合もある。実印や銀行印といった特に大切な印鑑はいい加減に作成しない方がいいので、スケジュールには余裕を持って作成することをおすすめします。
はんこdeハンコさま
樽見通販サイトで印鑑を購入する際の注意点の2つめは何でしょうか?
印影のデザイン確認ができるショップさまで購入することです。印鑑は一生ものですから、デザイナーが作ったデザインを一度確認していただいて、納得した上で購入されることをおすすめします。

これは1点目の注意点にも重なるのですが、納期まで余裕がないと、デザインしてすぐ彫刻に入らなければならないんです。デザインの確認をするためにも、余裕を持って作成されるといいですね。
はんこdeハンコさま
印影プレビューにより修正した部分
印影の修正前と修正後
樽見ありがとうございます。はんこdeハンコさまは、今後どんな印鑑を販売していく予定ですか?
先ほどのミュシャ印鑑ケースのように、オリジナリティ溢れる印鑑を販売していく予定です。今までは印鑑の素材を増やして、お客さまが選べる幅を増やしていくのが王道でした。

ですがこれからは、素材もそうですけど、他社さまとのコラボであったり、オリジナル性を出していくことで付加価値を出していく、そんな印鑑を販売していく予定です。
はんこdeハンコさま
樽見ありがとうございます。最近は電子契約への動きが進んでいますが、はんこdeハンコさまはこの状況をどう捉えていますか?
弊社も2年くらい前でしょうか、電子印鑑の販売を始めました。昨今はテレワークの普及も相まって、電子印鑑はおかげさまで好調です。電子印鑑はあくまで認印になるので、その点は注意していただきたいです。

電子契約も手軽で便利だと思います。簡易な申込みなどは切り替わっていくのではないでしょうか。とはいえ、すべての契約がデジタルでできるわけではありませんし、手続きによって実印が必要な場面は出てくると思います。
はんこdeハンコさま

「ハンコ文化」への想いと読者のみなさまへ一言

樽見「ハンコ文化」というのは今後どうなっていくとお考えですか?
今のところ印鑑登録制度は残りますし、今後も実印が必要な場面はなくならないと思います。また、ビジネスシーンにおいては、デジタル化により便利になる側面があるので、この動きは広がっていくと思います。ですが、ハンコを使った方が便利な場面もあると思っています。

例えば、ゴム印に「住所印」がありますよね?住所をいちいち手書きするより、スタンプをポン!と押せば済みます。このように、ハンコを使った方が便利な場合もあるので、そういうものは残ると思っています。

それと、「表現するもの」としてのハンコの用途も残ると思っています。例えば、趣味の世界では落款印(らっかんいん)というのがあります。LINEのスタンプも、自分を表現するものとしての「スタンプ」ですよね?

時代により形は変わっていくかもしれませんが、自分を表現するという意味でのハンコ文化はなくならないと、個人的には思っています。
はんこdeハンコさま
樽見ありがとうございます。最後に、読者のみなさまに一言お願いします。
当店では、「良い印鑑を、より安い価格でお客さまに提供する」というのを第一義としています。そのために、コストを削減するなどの企業努力を惜しまずにやって参りました。

デジタル化が進む中、ハンコを押すのが、そして自分を表現するのが楽しくなるようなオリジナル商品を開発して、みなさまにお届けしていきます。ぜひ今後とも、よろしくお願いいたします。
はんこdeハンコさま

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

はんこdeハンコさまの印鑑は、高品質で低価格。オリジナル商品も多数取り扱っているので、あなたが気に入る印鑑が見つかるはずです。

また、何か不明点があれば、気軽に電話やメールで問い合わせてみましょう。はんこdeハンコさまは、即日発送の相談にも気軽に乗ってくれるそうですよ!